かとう、かく語りき

自由帳がわりに。

ひとりずもう

さくらももこ先生のひとりずもう(漫画)を読みました。

 

エッセイ漫画は読みやすいので、わたしみたいなもんにはとても良いです。

最近だと一般の人がInstagramなんかで趣味で描いてはりますがどれもおもしろい。

偉人の伝記より、身近な他人様の日常はスッと入ってくるし、みんなおもしろいこと考えてるなーと感心する。

イラストレーターの原田ちあきちゃんの挙動不審日記もめちゃくちゃ好きです。

 

ひとりずもうはさくらももこ先生の中学時代から始まりデビューまでの日々を上下巻で綴っていて、下巻は結構泣けます。

他者に合わせることなく、自分の好きなことにだけ誠実なももこちゃん。なかなかこんな風に生きられる人は少ないし、そこが一番の魅力であり、この人の話なんかおもしろい!と思わせる要素なんだと思います。

私はNOと言えない日本人代表のような人間なので羨ましい。

 

学生生活にはあまり意欲的でなかった彼女は、夏休みはどこにも行かない、文化祭に出ず家でテレビを見る、暇を愛し暇に愛された女!!みたいな日々。だったのが…

漫画家への光を見出してからの頑張りよう。

まさに好きこそ物の上手なれ。

これですね。

 

すっかり大人になってしまったけれど、ぼちぼち好きなことやっていきます。わたしも。